底辺 tei-hen

メンズの低俗

深刻に意識低い パチンコ エロゲ 風俗 あとは雑記

【嘘喰い】読んでて頭痛くなる漫画No.1

底辺です。

嘘喰いというヤンジャン読みました。レビュります。

 

ちなみに僕は今ヤンジャンでは、

キングダムとゴールデンカムイ嘘喰い

3本しか読んでません。

 

▼最新刊、一昨日(11/17)発売だよ。

 

概要(wikiより)

ギャンブルを題材とした作品で、実在・オリジナルを問わず幅広い種類のギャンブルやゲームが取り上げられ、登場キャラクターが様々な頭脳戦を繰り広げる。一方で、殺人が容認されたギャンブルを勝ち抜き、負けを踏み倒したり勝負から逃れたりしようとする相手を逃がさないための暴力や権力にも重点が置かれており、格闘漫画・アクション漫画としての一面も備えている。それらシリアスなストーリー展開の中に時折、叙述トリックや言葉遊び、シュールなギャグが挟まれ、単行本には巻末にラフ画の描き下ろしギャグストーリーが掲載されている。

 

相変わらずwikiの概要・あらすじは有能ですね。

すげーまとまってる。

ただ一点付け加えるなら、ここでいうギャンブルについて。

ギャンブルといっても

パチンコや競馬等、僕のような底辺が日々興ずる『運』のような要素でなく、

理を駆使したお互いの気持ちの読み合い』や

身体的行動や相手の無力化を図る直接的な相手への干渉『暴力』

という要素が大きく占める勝負やゲームを指してます。

 

というか、本当に『運』要素がほとんどないので、

僕は最初もはやギャンブルではないじゃん!

くらいに思ってたんですけど、

もしかしたらこれがギャンブルの本質であり、

全ての物事はただの運否天賦でなく、積み上げた準備や戦略によって

自分の思い通りに結果を変える事なのかなと

最終的に感じるようになりました。

そう考えるとやっぱパチンコって糞だわ。やめようかな(笑)

 

で、どういう風に勝負しているのか。

例えると、遊戯王初期のカード登場前の闇のゲームを、

劇画風にして、より複雑より理論的に勝負してる感じ。

上でいった要素でも特に『読み合い』が特に大部分を占めているのですが

僕レベルの知能だと、サッと読むだけじゃ頭に入らない事が多くあります。

全巻一気に読んで、僕は頭痛くなりました(迫真) リアル迷宮のあたりで(笑)。

一方で、その『読み合い』の頭脳戦をすげぇすげぇと

傍から感じれればこの漫画が楽しめるかと思います。

 

また、聞いたことないゲームもあれば、

既存のゲームを特殊設定にしてプレイする場合もあるので、

へぇーこんなんあるんだぁ・・・と知識も増え勉強になるのも見所。

 

そして『暴力』である、格闘やアクションの部分。

これは『読み合い』の駆け引きの一部分である感が強いです。

でもたまにそれがメインの話があるのですが、

その時でも特に何々拳法とか、武術の説明とかはなく

ただパンチが早かったり、蹴りがすごいみたいなシーンが多い。

ぶっちゃけこれをメインとはしてない感あります。

シーンとしては、『読み合い』8:『暴力』2 くらいです。

ただ絵がうまくて迫力あります。

『暴力』のシーンの丁寧な描写(1話丸々使ったり)については、

ぼくは、作者が頭脳戦のネタを考えてる週なのかな?くらいに捉えてます(笑)。

 

あとは主人公ががっつり頼りになる系って事かなー。

初期から作中最強ギャンブラーなのですが、

勝負中、恐ろしい程に負けるイメージがわきません。

▼主人公の獏さん(カリ梅というお菓子が好き

化物じみた頭の回転・読みの深さ・覚悟を武器に

相手の策略を読み、その上でさらに一歩先をとっていく。

味方に居たらすげー頼りになりそー。

でも完勝できる形は、初期の頃以外ほとんどなくて、

 自身も身を削って辛くも制する感じが多いです。

そこらへんの『楽勝』がないってのも青年漫画っぽくて好き。

 

ただ獏さんみてると、

やっぱりすげー頭良い人になりてーなーと久々に思いましたね。

昔はIQ20くらいでいいから顔だけV6の岡田君になりたいと思ってましたけど。

 

そんな感じの漫画。

 

因みに僕は初期に出会ってパチンカスだったが、

作中恐ろしい早さで成長している相棒役の梶ちゃんが好きです。

なんか獏さんリスペクトしてるんですが、

髪型や雰囲気や次第に堂々とした態度が獏さんぽくなってきて

ゴミクズな雰囲気から見違えるほどかっこよくなってます。

 

一番好きなシーンは、

マルコが歯医者で大人になる所です。

ありきたりで興奮しました。

 

終わり。